精密機械部品加工の製造、自動化による24時間操業体制により生産性の向上と作業環境を確立し、多種多様な市場ニーズに対応する精密機械部品加工メーカー日伸産業株式会社。

よくある質問

「チェッカーくん」使用に際してよくある質問をまとめました。

Q1 5本指靴下など指が別れている靴下を履いている人は、そのまま測定してもいいの?

かまいません。人によっては指が別れている靴下の方が痛みがなく、力を入れやすいという人もいます。対象者が最も力を発揮できることが重要なので、このような方法も推奨してよいと思います。

Q2 目盛りはいつゼロにするの?

・目盛りは最初にゼロに調整します。

・足指力は最大値を測るものなので、例えば足指を挟みこんだ時点ですでに3kgを表示していても測定して3kg以上力が加わり、目盛りがそれ以上を指すならばその値が最大値となり、足指力が計測できます。

・もし、初期状態で目盛りがずれている場合は、目盛りの周りが回る構造になっており、それを回すとゼロ調整ができます。リセットボタンがきちんと押されていることを確認してからゼロ調整をすると正確な計測ができます。

Q3 足指を動作部に挟み込んだ時に針が動いてしまったがゼロに戻していいのか?

リセットボタンで元に戻すことはかまいませんが、目盛りをまわしてゼロにあわせることは誤差の原因となりますので、ご注意ください。

Q4 どのような要領で説明をするとわかりやすい?

対象者にはまず、動作部に足指を挟みこむ前に予行練習で足指でジャンケンのグーの形を作ってもらうとよいでしょう。その形を挟み込んだあとに再現するよう指示してください。
この方法だとわかりやすいと思います。

Q5 測定誤差はどんなところから発生する?

測定誤差はいくつか発生要因が考えられます。

・測定開始前のリセット状態ですでに目盛りがずれている場合→Q2参照

・測定中にかかとが浮き上がり、離れてしまう場合→かかとをつけたままジャンケンのグーの形を作ってください。したがって、足裏は離れてもかまいません。かかとが着いていれば、測定方法として正解です。

・膝を動かすことで指をひっぱる→膝を左右に動かすことは測定誤差の大きな原因となります。足指力は、足指の間の力を測ることで下肢筋力を推定するものです。したがって、他からの力は加えたくありません。このため膝を動かして、足指を牽引することは誤差の要因になります。このような動作をする人も多く見受けられますので、その際は、測定者が対象者の膝に軽く手を置いて、「膝を動かさずに指だけで挟みこんでください」と指示を出してあげると、たいていの場合、膝が動くことは防止できます。

Q6 動作部の上と下、どちらをつまむとよい?

基本的にはどちらをつまんでもかまいません。正確には、下の方をつまんでもらう方が正しい値が得られますが、測定値に大きな差はありません(上下をつまむ場合の誤差範囲として、0.05kg程度、気にならない誤差です)ので、対象者のお考えにお任せしてよいと思います。いろいろ考えて、やりやすいやり方を試してもらう方が楽しみもあるし、よいと思います。

Q7 1回目と2回目のどちらの値をとるべき?

測定は2回行なうのがよいでしょう。結果は、よい方の値を取るのがよいと考えています。もちろん決まりごとではないので、皆さんが利用する中で決めていただければと思います。

Q8 動作部を足指(足親指と足第2指の間)で挟み込むと痛みがある。

・1つ目は、動作部につけるゴム状の部品を取り付けていないため金属部分が指にあたり痛みがある。この場合は、動作部に取り付ける部品を正しく取り付けてください。

・2つ目は、女性などの足の小さい人の場合、足指が大きく開かないことがあります。 このケースで無理やり足指を広げるので痛みがある。 または、大きく開いたために、動作部の角が足指に当たるので痛みがある。角に当たってしまうと線で当たることになるので大きな圧力がかかるため痛みが生じます。先が尖ったものと丸いものでは、同じ圧力を加えても、尖ったほうが痛いのと同じ原理です。
この場合は、動作部の幅を狭めることで解決します。動作部に足指が面で当たるよう調整してください。痛みがある場合は。大体5mmくらい動作部を狭めることで解決します。

・3つ目は、足指の機能が低下していることが痛みの原因として考えられます。足指機能が低下している人は、足指でジャンケンのグーの形ができなかったり、動きが鈍かったりします。足指の間に手の指を挟みこむような運動をすると、痛みは解消するとともに、足指の機能も向上します。

Q9 平均値はどれぐらいですか?

健常高齢者
女性

年齢 足指間圧力(右) 足指間圧力(左) 右最大値 左最大値 右最小値 左最小値
65-74 2.83 2.81 4.50 4.70 1.00 1.10
75-85 2.60 2.54 5.15 5.90 0.45 0.60
86以上 2.30 2.16 4.50 3.50 1.00 0.50
男性
年齢 足指間圧力(右) 足指間圧力(左) 右最大値 左最大値 右最小値 左最小値
65-74 3.88 3.66 6.10 6.10 1.65 1.20
75-85 3.74 3.56 7.10 6.12 1.20 0.85
86以上 2.78 2.33 5.10 3.40 1.75 1.00

虚弱者
女性

年齢 足指間圧力(右) 足指間圧力(左) 右最大値 左最大値 右最小値 左最小値
65-74 1.29 0.82 2.71 1.50 0.30 0.37
75-85 2.01 1.83 4.99 3.02 0.90 0.90
86以上 1.16 1.23 2.70 3.12 0.18 0.40
男性
年齢 足指間圧力(右) 足指間圧力(左) 右最大値 左最大値 右最小値 左最小値
65-74 2.42 2.33 3.95 4.25 0.60 0.60
75-85 2.04 1.97 4.35 4.90 0.60 0.43
86以上 2.28 2.11 3.94 3.65 0.40 1.20

子供
越えて欲しい値

学年 男子 女子
年少・年中 0.8kgf 0.8kgf
年長 1.2kgf 1.0kgf
1年生 1.2kgf 1.0kgf
2年生 1.4kgf 1.2kgf
3年生 1.6kgf 1.4kgf
4年生 2.1kgf 1.6kgf
5年生 2.4kgf 2.1kgf
6年生 2.7kgf 2.3kgf

目標にして欲しい値

  男性 女性
中高生 5.4kgf 4.2kgf
成人 5.5~6.2kgf 4.2~5.5kgf
65歳以上 5.0kgf 4.0kgf
転倒リスクライン 3.0kgf 2.5kgf

Q10 転倒に関する足のトラブルで多いのは?

下図より転倒は普段生活している居室でその大半が起こっていることがわかります。
その原因は、ちょっとした段差や座布団でつまずいたり、ちょっと置いておいた新聞や広告ですべったりすることが多いようです。
これらはちょっとした気づかいで防止することができますが、身体機能的には下肢筋力が要因の 1 つとして挙げられます。

つまずきが起こる原因として、“つま先が下がっている”ことと“膝が上がっていない”ことが挙げられます。
例えば、椅子に座った姿勢でかかとを地面につき、つま先を挙げてみてください。
“すね”の部分の筋肉が盛り上がるでしょう。
つま先が下がる原因はすねの部分の筋力の低下が一因なのです。
膝が上がらない原因は、太ももの筋力や腹筋などの筋力の低下も一因ですが、見逃せないのは、歩行の蹴りだし力の低下です。
蹴りだしが弱くなるとすり足の状態になるため、なおさらつまずきが発生します。
歩行の蹴りだしに関係する筋肉は、“ふくらはぎ”の筋肉です。
足指力を発生させるのは、これらの筋肉が関係していますので、転倒に密接な筋肉を評価しているといえます。

Q11 センサー部分の幅をどの位に設定したらいいのか教えて下さい。

センサ部の可動域は通常は2cmで、最大になっています。
23cm程度以上の足の大きさで、足指の動作範囲が確保されている方でしたら、2cmで測定するのがよいかと思います。
ただ足指を開いて、動作部を挟み込んだ際に痛みを感じるようでしたら、1.5cm程度まで狭めてもよいかと思います。
女性などで足が小さい場合は、その方に合わせて狭めていただいてかまいません。
1つの目安としましては、動作部を握りこんだ際に、足指と動作部の接触面がしっかり確保されていることです。足指の幅に対し、動作部の幅があまりに大きいと、センサ部の角が足指に当たり痛みを感じます。またその場合には力も十分に発揮できないことがあります。
よって握りこんだ際の足指と動作部の接触面をご参考に幅を決められるのがよいかと思います。
挟み込んで力を入れない状態では、足の小さい方は角が当たっていることが多いですから、握りこんだ際の接触面を見てください。

Q12 測定結果が、右:1.2kg、左:4.0kgのように差が大きいときはどうすればいい?

原因が怪我や痛みなどの場合と、単に巧緻性が低下している場合に分かれます。怪我や痛みを原因とする場合は、医学的見地から検討する必要があり、無理をしない方がよいと思います。
巧緻性(器用さ)が低下しているというのは、例えば、左手でうまく字が書けないようなもので、練習すれば上達します。今までは、左右差があっても、なんとなくやれていたのものが、機能低下や筋力が低下してくることで、転倒リスクを高める要因となる可能性があります。したがって、足指周辺の柔軟や筋力アップの体操などを実践するとよいでしょう。しかし、低い方を重点的に実践するのではなく、左右の足ともにバランスよく実践することが重要です。

Q13 60歳代女性で普段運動しているので自信があったが、計測すると左右ともに2.0kg以下だった。

よく聞かれる内容です。足指力計測は、膝から下の筋力(下肢筋力)と足指などの前足部の機能(前足部の巧緻性)を調べる計測手法です。靴・靴下への配慮や足元に重点をおいた運動や柔軟をやらなければ、足元の機能は改善しません。
日常的に運動をされている人は、足元の体操を実施することで、比較的短期間で足指力の値が向上することでしょう。足元の機能が低下したまま膝や腰に負担がかかる運動などを行うことは、膝や腰への過負荷から逆に身体機能自体を低下させる可能性を否定できません。 身体機能を高めて、転倒を予防するには、体全体を見渡してバランスよく運動や柔軟を行うことが重要です。

Q14 男性で左右ともに4.0kg以上であったのにがっかりして「低いですか?」と何度も質問する。

身体機能に自信のある方に多い質問かと思います。高齢者の男性で4.0kgは標準的ですので、がっかりする必要はありません。仮に男性で2.5kgでがっかりされても、運動や柔軟を日常生活の中で継続的に実践すると3ヶ月程度でかなりの人が向上します。あせらず、無理せずできる範囲で日常的に実践することが身体機能の向上には不可欠です。 数値が高い人、標準的な人、低い人それぞれにあった運動(HP上記載の“がんばろうグループ”、“いい感じグループ”、“上出来グループ”参照)を続けることで自分の目標値に近づけることを心がけてください。

Q15 たくさん歩いた方がいいですか?と聞かれたとき

もちろんたくさん歩くのは健康増進によいことです。 無理のない範囲で歩くよう勧めてください。ただ、足元に不安があったり、足指・足爪の変形・変色、踵の痛みなどがあると、おかしな歩き方をしたり、重心が不安定になりかえって、転倒リスクを高めたり、膝や腰に痛みを誘発する危険があります。 膝の痛みは身体機能を極端に低下させるきっかけになってしまいます。 したがって、歩く前には、十分な準備運動をして、膝を守り、正しい歩き方を心がけ、運動後は体にかかったストレスを取り除くようマッサージなどのケアも必ず行うよう指導してください。 それから足裏、踵、足指の柔軟等も行い、日常的な足元のケア、機能アップを実践してください。運動とケアを組み合わせることで、どちらか単独よりも効果的に下肢筋力は向上します。継続的に計測を行い、 その変化に着目してみてください。

Q16 足指が開きにくい人へのアドバイス

外反母趾などではなく、ただ単に足指が開きにくい人(足指ジャンケンでチョキやパーのできない人)へのアドバイスです。 足指の股部分の付け根を足の甲側と裏側から挟み込むようにして押してみてください。 足指がすっと開きます。そもそも足指を開く筋肉は、拇指外転筋、短小指屈筋、虫様筋、骨間筋などが関係し、 足指を開くためには筋以外に、足指の可動域、つまり柔軟性が関係します。 したがって、手を使って足指の付け根のマッサージや足指を左右に広げる運動を行い、足指の可動域を広げ、新聞紙ギャザーや足指ジャンケンを行い、筋機能の向上を図るとよいと思います。

Q17 左右ともに2回測定を行い、評価は高い方の結果を使うとありますが、2回の数値が極端な場合でもですか?

測定方法が正しければ(踵を離さない、膝を左右に倒さない等)、それほど大きな測定誤差は出ないと思います。 それにもかかわらず2回の測定値に大きな違いが出るということは、慣れ、疲労、痛みの影響が考えられます。 その人の持つ最大の力を評価することが適切ですので、慣れの影響が考えられるならば、何度か練習してもよいと思います。 測定直前にジャンケンのグーを作って練習をしたり、足指を広げる運動(ジャンケンのパー)などを軽く行ってから測定をやるのもよいと思います。
疲労や痛みの影響は否定できません。これまでの1000名以上の測定の経験から、測定に対し、全く痛みがない人と、すぐ痛みを感じる人がいました。 足指が開きにくい人や前足部の機能低下の人に痛みを感じる傾向があるように感じています。また、足指の間に手の指を挟む運動などを1ヶ月くらい実践してから、足指力を計測すると痛みを感じる人は激減します。 これは疲労についても同様のことが言えます。よって運動やケアを継続的に実践し、定期的な測定を行い、その値の変化に着目してみてください。

Q18 足指力の値で、“がんばろうグループ”、”いい感じグループ“、”上出来グループ“に分かれて足部のケアや練習をするとありますが、左右でグループが分かれてしまいます。その場合はどちらを採用すればよいですか?

その場合は低い方を採用してください。左右差がある人も同様ですが、値が低い方の足に合わせて左右の足のケア・運動をすることで左右の足ともに効率よく運動が行えます。その場合、低い方の足ばかり運動するのではなく、バランスよく行ってください。

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